大手自動車メーカーで派遣社員から正社員になるには

 

 

 

今日は大手自動車メーカーで派遣社員から正社員になる事ができるのか?について書きたいと思います。

結論としては定期的に募集をしているのでなれる事にはなれますが、かなり倍率が高く、私がいた自動車メーカーでは試験を受ける人が200人いたら受かるのはその内の10名程でした。

ちなみに私は3回試験を受けて3回目でやっと一次試験に受かり面接まで行く事ができましたが、その時にちょっといろいろとあったので辞退しました。

 

 

年齢制限について

一応年齢制限はあるらしいのですが、30代後半や40歳でも社員になれたという話を実際に本人から聞いた事があります。

40歳後半や50代の人の話はさすがに聞いた事がないので、40歳前半ぐらいが限界なのかなぁというところです。

 

資格について

派遣社員として働き始めてから1年経過しなければ試験を受ける事が出来ません。

1年経過し、会社が正社員を募集していれば、組長から試験を受けるかどうかの紙を渡されるので、受けるか受けない、どちらかに〇を付けてその理由について記入します。

この時からもう試験は始まっていますので社員になりたい理由もしっかり考えて記入しなければ組長からもう一度考えてこいと用紙を返される事もあります。

履歴書のつもりで考えて書きましょう。

 

試験について

そのあと社員試験を受けるのですが、試験は工場が非稼働の日曜日になります。

午前中には試験は終わりますが、休みの日に会社に行くのが嫌で試験を受けないという方もいました(笑)

ちなみに試験はクレペリン検査とSPI試験というものになります。

クレペリン検査は簡単な足し算を暗算で素早く説いていくというだけなので、試験勉強などは特に必要ありません。

しかし、SPI試験の方は多少勉強して対策していかなければ、私のような低学歴では受かるのは難しいかと思います。笑

国語と数学の2教科で中学生レベルの問題らしいのですが、初めて社員試験を受けた時はろくに勉強もせずに行ったので全然分かりませんでした。

その後の試験はSPIの問題集の本を買って勉強しましたが、正直本に出てくるような難しい問題はあまり出ませんでしたので、SPIのアプリで十分かと思います。

私は数学は最初の計算問題を素早く問いて点数を稼ぐよう心がけました。

最後の方のちょっと難しい問題は考えた結果、分からないのもありました。

確か8択ぐらいだったので最終的には勘でいった記憶があります。笑

しかし、8択をただ単に適当に印を付けるということではいけません。

勉強もしっかりやって、試験も一生懸命やっているという姿勢が必要となります。

問題用紙に計算式を書いてもいい事になっていて、その問題用紙もテストが終わったあと、回収されて見られるそうです。

そういった試験に望む姿勢も見られているとの事でした。

 

試験よりも大切な事

社員試験でいい点数を取って面接で最高の受け答えができたからといって社員になれる訳ではありません。

普段の勤務態度が悪かったり、突発の休みや遅刻があったりすると、筆記試験でいくらいい点数を取っても落とされます。

さらに組長から、コイツは頑張っているからなんとか社員に上げてやってくれとプッシュしてもらえなければ社員にはなれないでしょう。

組長のさらに上、そして、人事の人に話を通してもらう必要があり、プッシュしてもらえない人は残念ながら試験に受かる事はできません。

逆に言えば、プッシュ次第で試験の点数が多少悪くても受かる場合もあるそうです。

 

まとめ

まずは1年間突発の休みがなく、できたら無遅刻無欠勤いう事。

本当に社員になりたいという気持ちがあれば年齢制限をこえていてもなれる可能性はある。

試験の点数よりも本人の試験に望む姿勢の方を重視される。

組長から上の人にプッシュしてもらう必要がある。

 

私の感覚ですが、こういった自動車メーカーの会社の人達は気合いとか根性!みたいな体育系の考え方の人が多い気がします。

実際に、俺はガッツのあるやつが好きだ!本当に社員になりたいならいくらでもプッシュしてやる!と言っていた組長さんもいましたし、社員になりたいという気持ちが伝われば組長は動いてくれるかと思います。

ということで派遣社員から正社員になる為に一番大切なのは気持ちという事です。笑

今日もありがとうございました。