アナスタシアという素晴らしい本に出会ったので紹介します。

 

私はもうかれこれ10年ほど読書なんてしていませんでした。

いろんな人が読書をした方がいいと言うので、気になったタイトルの本を買う事はあるのですが、最初の数ページで本を読むのをやめてしまうのです。

集中力が続かないですし、何より読書が面白いと思わないので本を読む事がいい事だと分かっていても途中で飽きてしまいます。

つい先日、本屋に立ち寄った際に前から気になっていた本があったので購入しました。

どうせまたすぐに読まなくなってしまうんだろうなぁ~、なんて思いながら読みはじめたのですが、食事を取るのも忘れて気が付けばあっという間に読み終わってしまいました。

本当に素晴らしい内容でした。

その本はアナスタシアというタイトルなのですが、とても有名な本なので知っている人はたくさんいるかと思います。

私も本を読む前から実はこの本の内容については知っていました。

この本を読んだ人のレビューをblogやYouTubeなどで見た事があったからです。

植物が私達人間に与える素晴らしい効果についてやダーチャというロシア人の生活や文化に欠かせない家庭菜園の事について知り、実際にYouTubeでダーチャを見たりして感銘を受けました。

自分もいつか田舎の方で小さくてもいいから庭を持って家庭菜園をやりたいという思いにさせられたのもこの本のレビューを見たからです。

レビューを見ただけで自分のやりたい事が1つ決まった訳ですから、この本を実際に読んだらすごい事になるという事は分かっていました。

そして、本嫌いの私が本を丸々一冊読めるのだろうか?という不安は、この本を数ページ読んだ時にはすでになくなっていました。

本当に夢中で読ませていただきましたし、分からないところは何度も読んで理解を深めました。

この本はノンフィクションです。

実際にウラジーミル・メグレという人物がロシアのシベリアの森で出会ったアナスタシアという女性と出会い過ごした3日間の出来事について書かれています。

今の物質社会に生きるすべての人達がこの本の内容をすべて信じられる訳ではないと思います。

ですが、私はすべてを信じる事ができました。

それはなぜかというと、引き寄せの法則を学んだり、日々瞑想を繰り返したりする内に私がたどり着いた答えがそのままこの本に書かれていたからです。

やはり私の考えていた事は間違いではなかったんだとうれしい反面、最初からこの本を読んでいれば苦労せずとも真実にたどり着いていたのではという思いにもなりました。

例えば、思いやりや感謝といったポジティブなエネルギーは世界を平和にし、妬みや怒りなどのネガティブなエネルギーは戦争や地震や飢餓を発生させるそもそもの原因だという事を私は考えていました。

この本はその事についても触れていて、私の考えていた事はやはり正しかったのだと本当にうれしかったんです。

ですが、この本を読むだけでその答えにたどり着けていた訳です。

他にもこの本にはテレビや電話といった技術がいかにアナログかが書かれていました。

過去に人間が持っていた能力の真似事にすぎないと。

人間は未だに自然界にあるものの範囲を越える物を作りだせていないとアナスタシアは言うのです。

飛行機やロケットにしてもたくさん燃料を消費する割に高度が低すぎるし、パソコンにしても人間の脳の真似事だと。

人間は元々完璧な存在で、意識を飛ばしてどこへでも行けるし、分からない事は宇宙に教えてもらえばいいし、遠くにいる人ともテレパシーで会話ができる。

本当はそんな能力を全員が持っていたはずだそうです。

物質的な事に執着している現代人がいくら頭を悩ませたところで昔の人の考え方や遺跡についての謎を解明できないのは当然なんですね。

そういう事は時代遅れという感覚で昔の人の精神性を理解しようとさえしませんし、科学的に証明された事以外は信じようとしない現代人はむしろどんどん退化していってると感じます。

私はこれからの時代、こういった見えない世界に目を向けて精神性を高めていける人と、今まで通り物質社会に依存して肉体的な感覚に依存する人の二極化が進んでいくと考えています。

この本によって、私達人間が産まれてきた理由を知り、自分の本来の役割や目的、そして魂の成長へと目を向けるキッカケになればと思います。